SoC別AnTuTuスコア一覧

この記事では、各SoCのAnTuTuスコアを一覧化しています。
リンクになっているSoC名をクリックすると、そのSoCを実装したスマホを含む端末2つの比較記事が一覧で表示されます。
対象となるSoCは、本サイトで取り扱っているスマホに装備されているSoCのみです。
各SoCとAnTuTuベンチマークの総合スコア一覧
SoC | AnTuTu総合スコア |
---|---|
Snapdragon 8s Gen 4 | 2052776 |
Google Tensor G5 | 1508196 |
Google Tensor G4 | 1291119 |
Snapdragon 7s Gen3 | 807253 |
Dimensity 7300 Pro 5G | 677957 |
Snapdragon 7s Gen2 | 609002 |
Dimensity 7050 | 589160 |
Snapdragon 6 Gen1 | 561563 |
Dimensity 7025 | 462801 |
Dimensity 6300 | 422141 |
※各SoCの型番(Snapdragon 8 Gen2のようなSoCの名称のこと)の意味と見方については以下で解説しています。
AnTuTu総合スコアの性能目安
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | ▼ハイエンド ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | ▼準ハイエンド サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | ▼ミドルハイ 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | ▼ミドルレンジ 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | ▼エントリー 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | ▼ローエンド サブ端末向き |
スマホでゲームをしたいならスコア50万点以上、日常生活で使う分なら必要最低限である25万点以上あれば問題ありません。
本サイトで取り扱っているSoCの最低スコアは約42万点で、どの端末を選んでも日常生活で操作に不便さは感じないでしょう。
SoCの主要メーカーについて解説
SoCの主要メーカーは「クアルコム」と「メディアテック」の2社です。
Snapdragonはクアルコム社が手掛けるSoCブランドのひとつで、Androidのスマホに広く搭載されています。
Dimensityはメディアテック社が手掛けるSoCブランドの1つで、5G対応のチップです。
ちなみに、Snapdragonは日本国内で販売されているAndroidスマホ向けのSoCの中で高いシェアを誇っていますが、世界市場ではメディアテックがクアルコムを追い抜いてトップシェアを獲得しています。
また、下記で詳しい解説はしていませんが、Google TensorはGoogleがPixelシリーズのスマートフォンに搭載するために開発したSoCの名称になります。
Snapdragonの型番の見方
- Snapdragon3つの歴代命名シリーズ
・S世代
・3桁ナンバー世代
・Gen X世代(現時点で最新) - GenX世代のSnapdragonの型番
「Snapdragon」+「1桁のシリーズ番号」+「世代番号(Gen+数字)」 - Gen X世代の見方
シリーズ番号が大きいほど性能が良く、同シリーズなら世代番号が大きいほど後発のモデル。
Ex.1)Snapdragon 6<7<8
Ex.2) Snapdragon 6 Gen1<Gen2
Snapdragonには3つのシリーズがありますが、この記事では本サイトに登場している「Gen X世代」シリーズの型番の意味と見方について解説します。
Gen X世代とは、2021年11月以降に販売されているSnapdragonのSoCのことです。
「Snapdragon」+「1桁のシリーズ番号」+「世代番号(Gen+数字)」で構成され、シリーズ番号が大きいほど性能が良く、同シリーズの場合は世代番号が大きいほど後発のモデルになります。
シリーズ番号に小文字の「s」が付いているSoCは、そのシリーズの廉価版で同シリーズのスペックの大部分を継承しつつ、やや価格は抑えられているのが特徴です。
Dimensityの型番の見方
- Dimensity2種類の命名ルール
新:Dimensity 6000/7000/8000/9000番台
旧:Dimensity 700~1300 - Dimensity新命名ルールにおける型番の解説
6000番台:エントリー
7000番台:ミドル~ミドルハイ
8000番台:ミドルハイ~ハイエンド
9000番台:ハイエンド
3桁目以降は数字が大きいほど高性能を意味する。 - Dimensity旧命名ルールにおける型番の解説
単純に数字の大きさが性能の高さを表す。
Ex.1)Dimensity 700:エントリー
Ex.2)Dimensity 1300:ハイエンド
メディアテック製のSoCには複数のブランドがありますが、その中でもDimensityは4Gだけでなく5Gにまで対応したチップに付いているブランド名です。
Dimensityの型番は「Dimensity」+「4桁の数字」で構成され、9000番台がハイエンド、8000番台がミドルハイ~ハイエンド、7000番台がミドル~ミドルハイ、6000番台がエントリークラスになります。
3桁目以降は数字が大きいほど高性能です。
また、旧ルールによる型番としてDimensity 700~1300番台があり、数字の大きさが性能の高さを表しています。
例えば、Dimensity 700はエントリー向けのSoCです。
まとめ
この記事では、各SoCのAnTuTuスコアを一覧化し、SoCの型番の意味と見方を開設しました。
- SoCはスマホの処理性能を表す
- 異なるメーカーのSoCを比較するには「AnTuTu」というベンチーマークが便利
- AnTuTu総合スコアが25万点以上あれば日常生活での使用に問題はない
- ゲームをするなら50万点以上が目安
- Snapdragonはシリーズ番号が大きいほど性能が良く、同シリーズの場合は世代番号が大きいほど後発のモデルである
- Dimensityは4桁の数字が大きいほど性能が高い
スマホのスペックが気になる際は、まずスマホの頭脳であるSoCの性能から比較するのがオススメです。
自分の用途に合ったSoCが搭載されているスマホを選ぶようにしましょう。
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